建築・設備法令基準日 2023年4月1日
令和5年度(2023年)管理業務主任者試験 問20
電気設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1建築物への電力の供給は、供給電圧により、「低圧」、「高圧」、「特別高圧」の3 種類に分けられる。
- 2単相3 線式では、電圧線と中性線を使用することで、100ボルトの電気機械器具が利用できる。
- 3停電時の予備電源として蓄電池を用いる非常用の照明装置にあっては、充電を行うことなく30分間継続して点灯し、必要な照度を確保できるものでなければならない。
- 4建築基準法により、設置が義務付けられる非常用の照明装置の照明器具にLEDランプを用いる場合は、常温下で床面において水平面照度で1 ルクス以上を確保することができるものとしなければならない。
正解 肢4
出典:令和5年度 管理業務主任者試験 問20。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
建築物への電力供給の区分、住戸内の配線方式、及び非常用の照明装置に求められる性能を問う問題である。特に光源の種類によって必要な照度が異なる点が分岐点となる。
正解の根拠
非常用の照明装置は、常温下で床面において水平面照度で1ルクス以上を確保できるものとされているが、この値は白熱灯を用いる場合を前提とするものであり、蛍光灯又はLEDランプを用いる場合には2ルクス以上を確保しなければならないとされている。本肢はLEDランプを用いる場合について1ルクス以上で足りるとしており不適切である。よって、正解は肢4。
各肢の検討
肢1: 建築物への電力の供給は、供給電圧により低圧、高圧、特別高圧の3種類に分けられ、適切。
肢2: 単相3線式は2本の電圧線と1本の中性線からなり、電圧線と中性線を使用することで100ボルトの電気機械器具が利用でき、適切。
肢3: 停電時の予備電源として蓄電池を用いる非常用の照明装置は、充電を行うことなく30分間継続して点灯し、必要な照度を確保できるものでなければならず、適切。
肢4: 前述のとおりLEDランプを用いる場合は2ルクス以上が必要であり、不適切。
一言まとめ
非常用の照明は「白熱灯なら1ルクス、蛍光灯とLEDは2ルクス」「予備電源は充電なしで30分」と、数値を二組で覚える。
一問一答各肢の正誤
○肢1建築物への電力の供給は、供給電圧により、「低圧」、「高圧」、「特別高圧」の3 種類に分けられる。
建築物への電力の供給は、供給電圧により低圧、高圧、特別高圧の3種類に分けられ、適切。
○肢2単相3 線式では、電圧線と中性線を使用することで、100ボルトの電気機械器具が利用できる。
単相3線式は2本の電圧線と1本の中性線からなり、電圧線と中性線を使用することで100ボルトの電気機械器具が利用でき、適切。
○肢3停電時の予備電源として蓄電池を用いる非常用の照明装置にあっては、充電を行うことなく30分間継続して点灯し、必要な照度を確保できるものでなければならない。
停電時の予備電源として蓄電池を用いる非常用の照明装置は、充電を行うことなく30分間継続して点灯し、必要な照度を確保できるものでなければならず、適切。
×肢4建築基準法により、設置が義務付けられる非常用の照明装置の照明器具にLEDランプを用いる場合は、常温下で床面において水平面照度で1 ルクス以上を確保することができるものとしなければならない。
前述のとおりLEDランプを用いる場合は2ルクス以上が必要であり、不適切。
法令基準日:2023年4月1日現在で施行されている規定に基づく。本サイトの解説は学習補助を目的とし、法的助言ではありません。