標準管理規約法令基準日 2025年4月1日
令和7年度(2025年)管理業務主任者試験 問34
区分所有者が専有部分を貸与する場合に関する次の記述のうち、標準管理規約(単棟型)によれば、最も不適切なものはどれか。
- 1区分所有者は、賃借人による対象物件の使用、収益に際し、当該賃借人が規約及び使用細則に定める事項を遵守する旨の条項を定めた賃貸借契約書の写しを管理組合に提出しなければならない。
- 2区分所有者は、賃借人による対象物件の使用、収益に際し、当該賃借人が規約及び使用細則に定める事項を遵守する旨を記載した誓約書を管理組合に提出させなければならない。
- 3規約で暴力団員への貸与を禁止する旨の条項を定めた場合、区分所有者は、賃借人が暴力団員ではないこと及び契約後において暴力団員にならないことを確約する旨を賃貸借契約書に定めなければならない。
- 4規約で暴力団員への貸与を禁止する旨の条項を定めた場合、区分所有者は、賃借人が暴力団員ではないこと及び契約後において暴力団員にならないことを確約する旨の誓約書を管理組合に提出させなければならない。
正解 肢1
出典:令和7年度 管理業務主任者試験 問34。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
区分所有者が専有部分を第三者に貸与する場合の義務を問う。契約に定める条項と、管理組合に提出させる書面の区別が鍵である。
正解の根拠
標準管理規約(単棟型)第19条第2項は、区分所有者は、貸与に係る契約にこの規約及び使用細則に定める事項を遵守する旨の条項を定めるとともに、契約の相手方にこれらを遵守する旨の誓約書を管理組合に提出させなければならないと定める。課されるのは条項の設定と誓約書の提出であり、契約書の写しの提出ではない。肢1は誤り。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1: 遵守条項の設定と誓約書の提出が求められ、契約書の写しの提出義務はなく最も不適切。
肢2: 標準管理規約(単棟型)第19条第2項が、契約の相手方に規約及び使用細則に定める事項を遵守する旨の誓約書を提出させなければならないとしており適切。
肢3: 標準管理規約(単棟型)第19条の2第1項第一号は、契約の相手方が暴力団員ではないこと及び契約後において暴力団員にならないことを確約する条項を貸与に係る契約に定めなければならないとしており適切。
肢4: 標準管理規約(単棟型)第19条の2第2項は、管理組合による解約権の代理行使を認める旨の書面の提出とともに、同旨の誓約書を相手方に提出させなければならないとしており適切。
一言まとめ
管理組合に届くのは誓約書であり契約書の写しではないと押さえる。
一問一答各肢の正誤
×肢1区分所有者は、賃借人による対象物件の使用、収益に際し、当該賃借人が規約及び使用細則に定める事項を遵守する旨の条項を定めた賃貸借契約書の写しを管理組合に提出しなければならない。
遵守条項の設定と誓約書の提出が求められ、契約書の写しの提出義務はなく最も不適切。
○肢2区分所有者は、賃借人による対象物件の使用、収益に際し、当該賃借人が規約及び使用細則に定める事項を遵守する旨を記載した誓約書を管理組合に提出させなければならない。
標準管理規約(単棟型)第19条第2項が、契約の相手方に規約及び使用細則に定める事項を遵守する旨の誓約書を提出させなければならないとしており適切。
○肢3規約で暴力団員への貸与を禁止する旨の条項を定めた場合、区分所有者は、賃借人が暴力団員ではないこと及び契約後において暴力団員にならないことを確約する旨を賃貸借契約書に定めなければならない。
標準管理規約(単棟型)第19条の2第1項第一号は、契約の相手方が暴力団員ではないこと及び契約後において暴力団員にならないことを確約する条項を貸与に係る契約に定めなければならないとしており適切。
○肢4規約で暴力団員への貸与を禁止する旨の条項を定めた場合、区分所有者は、賃借人が暴力団員ではないこと及び契約後において暴力団員にならないことを確約する旨の誓約書を管理組合に提出させなければならない。
標準管理規約(単棟型)第19条の2第2項は、管理組合による解約権の代理行使を認める旨の書面の提出とともに、同旨の誓約書を相手方に提出させなければならないとしており適切。
関連条文解説で引用
- 標準管理規約(単棟型)第19条第2項
- 標準管理規約(単棟型)第19条の2第1項第一号
- 標準管理規約(単棟型)第19条の2第2項
- 標準管理規約(単棟型)コメント第19条関係
- 標準管理規約(単棟型)第19条第3項
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