建築・設備法令基準日 2017年4月1日
平成29年度(2017年)管理業務主任者試験 問22
雨水排水設備に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 11㎜の雨が1㎡の面積に降ったときの量は、10リットルである。
- 2敷地雨水管の流速は、毎秒2m以上になるように設計する。
- 3敷地雨水管の起点や合流箇所、方向を変える箇所などに設置する雨水ますに設ける泥だまりは、100㎜以上とする。
- 4敷地に降る雨の排水設備を設計する場合には、その排水設備が排水すべき敷地面積に、当該敷地に接する建物外壁面積の50%を加えて計算する。
正解 肢4
出典:平成29年度 管理業務主任者試験 問22。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
敷地の雨水排水設備について、降雨量の単位換算、雨水管の流速、雨水ますの泥だまりの深さ、及び排水面積の算定方法という基本事項を問う問題である。
正解の根拠
敷地に降る雨の排水設備を設計する場合、水平面である敷地面積だけでなく、壁面に当たって流下する雨水も考慮する必要がある。そこで、排水すべき敷地面積に、当該敷地に接する建物外壁面積の50パーセントを加えて排水面積とする扱いが採られている。よって、正解は肢4。
各肢の検討
肢1:不適切。1ミリメートルの雨が1平方メートルに降ったときの量は1リットルであり、10リットルではない。
肢2:不適切。敷地雨水管の流速は、おおむね毎秒0.6メートル以上毎秒1.5メートル以下となるように設計する。速すぎると管が摩耗するため、毎秒2メートル以上を目標とはしない。
肢3:不適切。雨水ますに設ける泥だまりの深さは150ミリメートル以上とする。100ミリメートルでは不足である。
肢4:最も適切。外壁面積の50パーセントを加算する。
計算過程
降雨量の換算は、1mm=0.001m、0.001m×1㎡=0.001㎥=1L。排水面積は、敷地面積100㎡、接する外壁面積40㎡なら、100㎡+40㎡×0.5=120㎡となる。
一言まとめ
「1mm×1㎡は1L、流速は毎秒0.6から1.5m、泥だまりは150mm、外壁は半分加算」と数値で整理する。
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