KANRI / 2018 / 問20公式正解表どおり

建築・設備法令基準日 2018年4月1日

平成30年度(2018年)管理業務主任者試験 問20

給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 1飲料水の給水タンク等の天井が蓋を兼ねていない場合に当該給水タンク等に設けるマンホールは、外部から内部の保守点検を容易かつ安全に行うことができる小規模な給水タンク等を除き、直径60㎝以上の円が内接できるものとする。
  2. 2飲料水の給水タンクの局部震度法による設計用標準震度は、同じ耐震クラスでは、地階よりも屋上の方が大きい。
  3. 3ガス瞬間式給湯器の能力表示は、一般に「号」で表され、1号は、流量毎分1リットルの水の温度を25℃上昇させる能力を表している。
  4. 4排水横管の必要最小こう配は、管径が大きくなるほど大きくなる。

正解 肢4

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解説AI解説

本問の論点

給排水衛生設備について、最も不適切な記述を選ぶ問題である。給水タンクのマンホールの寸法、局部震度法による設計用標準震度、ガス瞬間式給湯器の号数、排水横管の必要最小こう配が問われている。

正解の根拠

排水横管は、管径が小さいほど流水の断面が小さく詰まりやすいため急なこう配を必要とし、管径が大きくなるほど必要最小こう配は緩やかになる。管径と必要最小こう配は反比例の関係にあり、管径が大きくなるほどこう配が大きくなるとする肢4は大小関係を逆にしている。よって、正解は肢4。

各肢の検討

肢1: 適切。天井が蓋を兼ねていない給水タンク等のマンホールは、小規模なものを除き直径60センチメートル以上の円が内接できるものとする。

肢2: 適切。同じ耐震クラスなら、上階ほど揺れが増幅されるため地階よりも屋上の標準震度が大きい。

肢3: 適切。1号は流量毎分1リットルの水の温度を25度上昇させる能力を表す。

肢4: 不適切。管径が大きくなるほど必要最小こう配は緩やかになる。

計算過程

必要号数は流量に温度上昇幅を乗じて25で除して求め、毎分16リットルを25度上昇させるなら16号となる。こう配は管径75ミリメートルと100ミリメートルで100分の1、125ミリメートルで150分の1、150ミリメートル以上で200分の1である。

一言まとめ

「太い管ほどこう配は緩い」と押さえる。

一問一答各肢の正誤

  1. 肢1飲料水の給水タンク等の天井が蓋を兼ねていない場合に当該給水タンク等に設けるマンホールは、外部から内部の保守点検を容易かつ安全に行うことができる小規模な給水タンク等を除き、直径60㎝以上の円が内接できるものとする。

    適切。天井が蓋を兼ねていない給水タンク等のマンホールは、小規模なものを除き直径60センチメートル以上の円が内接できるものとする。

  2. 肢2飲料水の給水タンクの局部震度法による設計用標準震度は、同じ耐震クラスでは、地階よりも屋上の方が大きい。

    適切。同じ耐震クラスなら、上階ほど揺れが増幅されるため地階よりも屋上の標準震度が大きい。

  3. 肢3ガス瞬間式給湯器の能力表示は、一般に「号」で表され、1号は、流量毎分1リットルの水の温度を25℃上昇させる能力を表している。

    適切。1号は流量毎分1リットルの水の温度を25度上昇させる能力を表す。

  4. ×肢4排水横管の必要最小こう配は、管径が大きくなるほど大きくなる。

    不適切。管径が大きくなるほど必要最小こう配は緩やかになる。

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